「○○を見た」という割引サービス

よく居酒屋やラーメン屋さんなどのレジで、
「ぐるなびを見た」や「えん食べを見た」と伝えた
お客さんに割引をするキャンペーンがありますが、
アレってどのくらいの人が利用してるんでしょうね。

実際、割引情報をメディアに掲載してるのに、あまり
周知されて無かったりすると、キャンペーンのことを
「店員さんが知らない」というケースも多く、
レジの前で赤っ恥をかくこともあったりします。
なので、割引サービスとしては、今一つ使いにくいという
印象を受けます。知っていたけど使わないという人も、
少なからず居ることでしょう。

とはいえ、この手の「○○を見た、聞いた」系の割引キャンペーンは
地方のテレビ番組やローカルラジオでもよく実施されているのですが、
こちらはホントにマイナーなお店を紹介してくれてるケースが
多く、店員さんがバッチリ視聴してたりするんですよね。

そういったケースではドンドン使っていいと思いますし、
店員さんにお礼を言われたりすることもあるので、
都会的なチェーン店とは相性が悪いだけかもしれません。
突き詰めた事を言えば、日本人向きではないかなとも思いますが。
 
 

なので、最近は、見た聞いたを伝えるキャンペーンよりも、
「自動的にお得になるシステム」のほうが主流になってます。

この大阪にある婚約指輪の専門店のように、インターネットから
来店予約した人限定で特典を設けたり、グルメサイトでレビューを
書くと、料金が割安になったり、こちらから何かを伝えずとも
恩恵を受けられる仕組みです。

日々生活をしていると、いくらお得になろうとも、
「クーポン券やサービスチケットをレジで渡す」のでさえ
億劫に感じる時が多々あるので、やはり意識をせずとも
お得になるシステム作りが大事なのかな、とも感じますね。